いちごおーれ[いーくん]

僕ただの日記なのか思った事書いて思ったことぶつけるだけ見たくない人は見ないで

全文系学部卒社会人と理系の高校生に読んで欲しい文章

タイトルがすごいおこがましいですが許してください


現在私は某国立大学4年生

理系です。

この文章を書くにあたってまず理系、文系と区別しましたがこれは僕の経験則であって一般論がどうとかは知りません。

興味もありません。

他人の経験則なども全く興味がありません。
一般社会がどうとかも全く興味無いです。


僕自身の経験と僕自身の周りの友人などから実際に聞いた情報から僕の意見を書いていきます。


卒論の直しの気晴らしに書いています。
誤字などは許してください。

まず全文系大学もしくは文系学部卒の社会人の方々へ、



あなた達はとてつもなく賢いです。少なくとも理系の何百倍も。尊敬してます。皮肉とか無しで!



Twitterなどでみる理系の人たちは卑屈な人が多いので理系の方が大学の勉強がハードワーク実験もハードワークだから理系が偉い、文系は馬鹿だと言う意見を持ちがちです。


しかしこの考え方は間違えていると僕は思います。

実際に理系であろうが文系であろうが社会人になってすぐ初任給は変わらずその後の給料は当人の努力によっていくらでも変えることができます。(大学で学ぶことが直接企業でそっくりそのまま使われるということは滅多にないため)


つまり社会人になってからの努力次第でどうにでもなるということです。


そのため大学でやるべき事は「大学でしか出来ないこと」であること思います。

「大学でしか出来ないこと」は同じレベルの意見の合う人脈作りであったり、スポーツであったり、長期間の海外留学であったり、いくらでもあると思います。

つまりその時間が取れる文系大学に進学したものの方が圧倒的かしこいです。

現在大学生の方は有効に時間を使ってください。

私は卒論発表が終わった今も研究室に閉じ込められ卒論の直しを何度も何度もさせられています。

就職先が現在の住居からは通えないため引越しがありますが引越し準備は未だに始められていません。

時間が無いのでそんなこと出来ません。

この内容に関しては詳しく後ほど述べていきます。





次に現在理系の高校生や大学1から3年生へ

僕が今年大学4年生で味わった苦痛をこの後に述べていきます。

新型コロナのこともありイレギュラーがあった今年でもあったため参考になるかもわかりませんがすこしでも進路の参考などにしていただけたら嬉しいです。


遡ること昨年3月

僕は就職活動を終えました。
めちゃくちゃ早かった。
というのも3年生の半ばから就職活動をもう始めていて、3月の頭には第1志望の会社から内内定を頂きました。

そのすぐ後4月に全国で緊急事態宣言が出ます。

そのため4年生4月での研究室が決まった後も6月まで研究室に行くことはありませんでした。

そのため4月5月は僕は大学に入って"初めて"とても大きなまとまった時間が取れたため資格の試験勉強とバイトにあけくれていました。

そして6月緊急事態が開け大学の研究室が始まりました。

1週間に1度教授とM1の先輩と英語の論文を輪読し、内容の発表をするというのが8月半ばまで続きました。

1週間で英語を訳し、数式を理解し、発表を作るというのを毎週繰り返し、1週間めちゃくちゃ真面目に発表を作り発表練習しても開始五分ですこしでもミスがあると帰されるなどを毎週繰り返していました。

夏休みが1週間ほどあり、すぐに9月末日の研究中間発表のための資料作りに入りました。

この発表は論文の内容の実装などだけでよく、研究自身が進んでいなくても出来るものでしたが、発表資料、スライド制作を自分でした後教授に添削に出すと資料のほとんどが赤字、スライドはすべて直しになりました。

教授のつくったフォーマット通りに作らないと赤く直されます。

なら最初からフォーマット渡せよって思いますよね。

僕もそう思いました。

発表の頃には資料にもスライドにも発表原稿にも僕の言葉など一切合切なくすべて教授の言葉になっていました。

10月発表を終え本格的に研究を始めました。
毎日のハードワークで免疫力が落ちたのかウイルス性の心臓病になりました。(コロナでは無い)(PCR3回陰性)(2週間入院)

集中治療室に入りました

そんな中入院中に進捗報告まだかとか、論文の再現は出来たかなどメッセージが教授から送られて来ました。

事情を説明してもなかなか伝わらず、僕の病気の深刻さに気がついたのは入院一週間後でした。

なんやかんやで1ヶ月病気で大学に行けず研究も泊まってしまっていました。

そんななか、大学に行き始めた次の日
「進捗報告来てくれ」
と言われました。

前回の進捗報告の12時間以内にはもう熱が40度出ていて心臓病が始まっていたのに進捗などあるわけがない

それで何も進んでいませんと報告するとめちゃくちゃな量の研究課題を1週間以内と言い渡され去りました。

その後の1週間病み上がりにもかかわらず週7研究室にいき合計で2日ぐらい徹夜してやっと完成させました。

ここからが悲劇の始まり、同じ量の課題を1月頭まで毎週のように出されました。

めちゃくちゃなハードワーク

そして1月頭からようやく卒業研究の論文を書き始めます。

そこで出てきた衝撃の一言「11月末から1月頭までの研究、データが良くないから卒論に使えないから」


僕は衝撃のあまり3回くらい聞き直しました。

しかたなくその内容で卒論を書き始めたら今度「実験データが足りないからこの実験を卒論書きながらやってくれ」
と言われました


なら無駄にした2ヶ月でやらせろよ!!!


その後は卒論を書きながら実験、卒論発表資料とスライド原稿を1ヶ月かけて制作する日々
週に少なくとも6日は研究室に篭もる

休みは月に二回しかなかった。

そして今週の頭に遂に卒論発表を終えた。


しかし「いまから卒論の直しとプログラムの修正、実験データまとめて提出」


そ、つ、ろ、ん、の、な、お、し、、、???


これでブラック研究室からの解放ではなかったのです。

そして次の日卒論直しを添削に出し返ってきた返事

「1月半ばの実験データ卒論の論点からずれるからなくそう」




は???????



僕の11月末から2月末日までの実験データは全て無駄になったのだ


嫌がらせか


そして追い打ちの一言「実験データ無くしても辻褄合うように卒論の他の部分も直す」


もうなんなん????

卒論の初稿など跡形もなくなりました。
ならはじめから形を考えて教えてくれよってなった。

そして今その修正をしています。



というような1年を送ってきました。
どうだったでしょうか。


これを見ても理系に進みたいという高校生はぜひ進んでください。苦痛が待ってます。
これを見た賢い人なら文転をオススメしますが責任はとりません。

そして、この現実を知った文系の皆様、文系学部卒社会人の皆様

余暇などなく遊び方を知らない理系卒の社会人の人に楽しい遊び方やお酒の飲み方など教えてあげてください。
教えられたことを徹底的にやり込む力のみが理系大学では身につきました。
楽しみ切る自信があります。

以上最後まで読んでくれてありがとうございました(文末に書く煩わしさ)


もし良ければこの事実を世の中に広めてください。

という文章を書きながら卒論のミスを見つけたので直しに戻ります



この文をかいた数日後の追記
ほかの研究室は2月で一旦閉じられました。
3月に入り未だに直しが終わりません。
そもそも卒論の直しってなんですか?
卒論って学生個人の文書で勝負するものでは無いんでしょうかということに気がつきました。
今日、教授に卒論を見せに行ったら“文章の改行忘れ”と“接続詞の「つまり」と言うあってもなくても良さそうな単語が抜けている”このふたつが直し忘れていたら「お前は直せと言ったことを直さない。俺の言うことを聞け。続きを見る気にならん。かえれ!」といわれゆとり世代なのでかえれ!と言われたら直ぐに帰りました。僕も教授と話をしたくありません。